ふくろくんの使い方
- DPCコードの検索
- 疾患コード(DPC6桁)から検索
- 疾患領域(MDC)から検索
- 医療資源病名をICD10コードで検索
- 重症度、術式/処置コードを選択
- 検索結果の表示
- 階段チャートの見方
- 医療機関別係数の設定
- 包括対象DPCコード
- 包括対象外DPCコード
- 旧制度とのチャートの比較
- 短期滞在手術基本料3
- 入院日数を指定して金額を計算
- DPCコードに関連する情報の表示
- 部位不明・詳細不明ICD10コード
- 様式1に記載が必要な項目
- 短期滞在手術に該当する手術・処置
- 高度先進手術・高額薬剤
- 手術・処置分岐に該当するレセプト項目
- 副傷病に該当するICD10コード
- その他の機能
- 副傷病の逆引き検索
- 手術・処置・高度先進の逆引き検索
- 画面を印刷
DPCコードの検索
DPCコード検索は、入院中の最も医療資源を投入した病名を 「ICD10コード」または「DPC基本コード(14桁のDPCコードのうちの頭6桁、ここではMDC情報と呼びます)」 を選択することから始まります。
選択したMDC情報に対応する診断群分類の分岐が表示されるので、 患者さんの重症度や入院中に実施した手術や処置を選択していくことで最終的な14桁のDPCコードが決定します。
DPCの疾患コード(DPC6桁)を検索
疾患コード(DPC6桁)から検索
検索文字の入力欄に、疾患コードの名称もしくは6桁コード(の一部)を入力します。入力後そのまま少し待つかリターンキーを押すと 検索が始まります。入力した文字列にマッチする疾患コードの候補一覧が表示されるので、目的のものをクリックして選択します。
疾患領域(MDC)から検索
検索文字の入力欄の右にある「MDC」ボタンをクリックすると、MDCコードの一覧が表示されます。 目的のMDCコードをクリックして選択すると、そのMDCコードに含まれる疾患コード(DPC6桁)の一覧が表示されるので、目的のものをクリックして選択します。
また、検索文字の入力欄に直接MDC2桁コード(例えば、循環器系疾患なら04)を入力して、表示された候補から該当するものを選択することも可能です。
ICD10コードから検索
同じ検索文字の入力欄に、アルファベットから始まるICD10コード(の一部)を半角文字で入力して検索します。 ICD10コードの分類名称で検索する場合は、分類名称(の一部)を入力して検索し、検索結果表示窓で「ICD10コード」タブをクリックすると検索できます。
ICD10コードを決めると、MDC情報が一意に決定されます。(DPC制度の仕様)
検索対象がICD10コードの分類名称のため、個別の疾病名ではヒットしない場合があります。
その場合は下記の標準傷病名の検索を使用してください。
標準傷病名から検索
日本語の傷病名から検索する場合は標準病名検索が便利です。 標準病名マスター作業班 が整備している 「ICD10対応標準病名マスター・傷病名マスター」から検索します。 検索文字の入力欄に、日本語病名もしくはICD10コード(の一部)を入力して検索します。
標準傷病名の検索では、検索した結果によって色がつきます。
灰文字 ⇒ DPCの疾患コードに結びつかないICD10コード(Rコードなど)
赤文字 ⇒ 部位不明・詳細不明コードに該当するICD10コード
糖尿病性白内障など、ダブルコーディングの傷病名を検索した場合、2つのICD10コードに剣印†と星印∗をつけて別々の候補として表示します。
DPCコード14桁で検索
DPCコードが分かっている場合、14桁を入力して検索すると、検索結果の候補を出さずにダイレクトにそのDPCコードの情報を表示します。 もし入力した14桁のコードが見つからなかった場合、頭6桁の文字で疾患コード検索します。
選択した疾患コードに含まれるICD10コード、選択したICD10コードに含まれる傷病名の検索
疾患コードを選択した状態で、「ICD10リスト」ボタンをクリックすると当該疾患コードに紐付けられたICD10コードの一覧が表示され、選択することができます。 同様に、ICD10コードを選択した状態で「病名リスト」ボタンをクリックすると当該ICD10コードに該当する標準傷病名の一覧が表示されます。
CCPマトリクスの支払い分類から検索
CCPマトリクスに該当する疾患コード(DPC6桁)を検索し、DPC6桁名称の前に表示される「CCP」ボタンをクリックすると、当該疾患コード(DPC6桁)に設定されているCCPマトリクスの支払分類の一覧が表示されます。 支払分類のいずれかを選択すると、その支払分類に該当するDPCコードの一覧が表示され、DPCコードを選択するとそのDPCコードの情報を表示します。
重症度、術式/処置コードを選択
MDC情報が選択されると「MDC情報エリア」の下の各欄が選択できるようになります。
①年齢、出生時体重など
②手術(チェックボックスの括弧内の数値は分類コード)
③手術・処置等1
④手術・処置等2
⑤副傷病
⑥重症度等
これらの欄は診断群分類のツリー図の分岐の選択肢に対応しています。 上記の欄のうち、選択肢が表示されていない、または選択できない項目は、選んだMDC情報のツリー図に分岐の選択肢が無いことを表します。
診断群分類ツリー図のより左側にある分岐が、上から順に並んでいます。
これらの選択肢を上から順に選択していきます。 ある分岐の値を変えると、下位の選択肢が現われたり無くなったりと変化します。 上から順に確認しながら選んで下さい。 最後まで選択が終わるとDPCコードが決定します。
検索結果の表示
DPCコードが決定すると「診断群分類詳細」エリアに、DPCコードや名称、日当点の設定などが表示されます。 入院期間と日当点の各3つの欄は、DPC/PDPSの日当点の3段階の階段に対応しており、 左から順に期間①、期間②、期間③の日数と点数(日当点)を表示します。 尚、この点数は医療機関別係数をかけていない点数です。