ユーザーさんの活用事例 ... 倉敷中央病院
公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院さんのgirasol活用事例を紹介しちゃいます。
倉敷中央病院さんでは、girasolの担当をしていただいている、経営企画部の小郷訓弘さん を中心に ちょちょちょっとgirasolを活用いただいております。
院内の他のシステムを補完する役割をしていたり、何か気になった時に、girasolをたたいてみたり・・・
実際に活用いただいた具体的事例も含めて、経営企画部の小郷訓弘さんにお話を聞いてきました。
「※※」以外は、小郷さん談です。
girasolは、気になることがある時にちょちょちょっと使ってます!
中医協の資料や改定情報などを見て、
当院に影響がありそう?という項目は時系列や比較チャートで検討しています。
(全部が全部はうまくいかないのですけどね。)
あとは院内よりDPCデータ資料の提供依頼があった時にちょこちょこと。
girasol入れる前は、別のシステムで、出してたのですが、今は、結構、使ってます。
細かく出てきて、2次加工もしやすいです。
※※小郷さんは、もともとITとっても強く、院内に既にある システムや、倉中さん独自のシステムもガンガン使いこなしてるんです。
更に、医事等の知識もあるので、girasolも、よりいっそう活用いただけている気がしますね(^^)
救急医療管理加算の件、今まで一番役立ちました!!
今回の改定でも話題となった、 救急医療管理加算の「その他」の割合 の件は 原田さん ( girasolのスタッフ ) が病院に来ていた時に、うちの課長がちょっと話題にしたことがきっかけで、「girasolで出せますよ」ってすぐに連絡もらって、その後、girasolのセミナーでも抽出の方法を教えてもらいました。
H24年度診療報酬改定に伴い、救急医療管理加算の内容が調査要領に追加になったので、自院比率は出していましたがgirasolを導入したことで他院の算定状況も把握することができるようになりました。うちは他院に比べて少し多めでしたので、すぐさま取り組むべき課題と判断できました。
実際の取り組みにあたっては、自院の位置を入院医事と共有して、今一度、先生方への理解の確認など運用を見直しました。
最終的には各科医師にもご理解を得られ、「その他」の率が徐々に適正化できたと考えています。
これが今のところ、 すぐに結果につながった 一番のところです。
※※そうなんです!コレ、私が病院さんに訪問した際、何気なく話題になったことなんです。確かに、その時、他病院さんに比較しても決していいとは言えないところにいらっしゃったのですが、 そこから、すぐに具体的に行動に移して 結果が出ている!ってところがまた、すごいなぁって思います♪
参考
救急医療入院の理由として「その他」をつけている割合が高いと罰則ができるかも?なんて噂がたっておりましたが、罰則ではなく、今回の改定で、 「その他」をつけていると、今まで1日「800点」取れていた「救急医療管理加算」が「400点」しか取れなくなりました。
検体検査のデータを出した時は、大変でした!!
院内に入っている他のシステムから、いくつかの疾患で検体検査が多いのでは? という結果が出ていて、検体検査のデータを各科へ出すことになったんです。
で、girasolで、その詳細が簡単に出るので、 先生に色々と資料を出してみたら・・・問い合わせや反論が怒涛のようにきました。 この反響がすごくて、3日間くらい、おさまりませんでした。。
※※小郷さんm(__)m大切なお時間をすみませんでしたm(__)m
でも、それだけ反響があったってのも興味を持っていただけた・・・ということで(笑)勘弁してくださいm(__)m
直前外来との検査重複チェックにも使いました!
糖尿病内科より依頼があり、直前外来との検査重複チェックでも使いましたね。
外来データも入ってますし、患者さんごとにもデータが出せますのでこんな依頼がきても対応できました。
※※各診療科から依頼があるのもいいですね。小郷さんにとっては、ちょっとお仕事が増えちゃいますが^^;
小郷さんなら、たいしたことない!ってことで、今後もどんどん色々な方に興味持っていただけたら嬉しいですね♪
改定ネタは大きい課題です!
今は、時期も時期なので、改定の話題がたっぷりありますが、
これまた当院で、当たりの大きそうな見直されるところを girasolで結構チェックしてます!
例えば、
- 化学療法
- 短期滞在3
- DPC再入院3→7日
- 冠動脈形成術の細分化
などをざっくり試算して影響を見たりしてます。
前者3種はgirasolさん提供の資料や情報を使いました。
※※改定は2年に一度の大きなイベント!girasolでは、すっごく力を入れているところですが、そこもいち早く、どんどん利用していただいており、嬉しい限りです(*^_^*)
ベンチマークは無言のメッセージ!
girasolを入れる前でも、自院内の医事システムや周辺システムのデータから 数字は出せていたのですが、
girasolを導入して、「他院と比べる」ということで メッセージ力が変わったと感じます。
※※そうですね
ベンチマークは、自院データだけでは、出てこない部分で 何を語らなくとも、メッセージがある。
girasolの強みの1つですね。 そこを、その通り理解いただき、どんどんご活用いただけていること。 心より嬉しく思っております。
今後も、陰ながら応援させていただきます!!
倉敷中央病院さん、小郷さん、この度はありがとうございましたm(__)m